仮想通貨の始め方

【初心者必読】販売所と取引所の違い【知らないと損します】

2022年4月20日

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販売所取引所違いアイキャッチ

・「販売所」と「取引所」の違いがわからない
・なるべくお得に仮想通貨を売買したい

この悩みに答えます。

みなさんは仮想通貨取引所の「販売所」と「取引所」の違いを理解していますか?

僕は仮想通貨投資を始めたころ、この違いを理解せずに(そもそも存在を認識していなかったw)大きな損をしました。

多くの初心者がぶつかる壁だと思うので、必ず理解してください。

結論、仮想通貨を売買するときは「取引所」を使いましょう
なぜなら「販売所」は手数料が高いからです。



この違いを理解せずに取引すると、僕のように大きく損してしまいます。どれくらい損するかも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

本記事の内容

  • 「販売所」と「取引所」の違い
  • 「販売所」と「取引所」のメリット・デメリット
  • 「販売所」を使うとどれくらい損する?

ではいきます!

「販売所」と「取引所」の違い

仮想通貨取引所には、仮想通貨を売買できる場所が2つあります。

それが「販売所」「取引所」です。

注意

一般的に「取引所」と言うときは、コインチェックやGMOコインのような「仮想通貨交換業者」のことを指します。本記事でいう「取引所」とは、仮想通貨を買う場所のことです。仮想通貨交換業者のサイトには「販売所」と「取引所」という2つの仮想通貨を買える場所が存在します。



「販売所」と「取引所」では取引相手が異なります。

販売所 → 仮想通貨取引所と取引する

取引所 → ユーザー同士で取引する



販売所:あなたは、仮想通貨取引所が保有しているビットコインを、仮想通貨取引所から買うことになります。

販売所



取引所:あなたがビットコインを買いたい場合、ビットコインを売りたいユーザーを探して、その人に売ってもらう形となります。

取引所

仮想通貨取引所は、ユーザー同士で仮想通貨を取引するための場所を提供してくれています。

「販売所」は手数料が高い!

ユーザーにとって1番影響が大きいのが、手数料の違いです。

仮想通貨の売買をするとき「取引手数料」と「スプレッド」という2つの手数料がかかります。

取引手数料は、読んで字のごとく取引にかかる手数料です。
スプレッドは、「売値と買値の差」のことです。



1BTCの価格をもとに説明します。

こちらはGMOコインの「販売所」における、2022年4月時点のビットコインの価格です。

販売所のスプレッド

売却価格:5,290,962円
購入価格:5,365,558円

上記の場合、5,365,558 - 5,290,962 = 74,596(円) がスプレッドとなります。

あなたが1BTCを買ってすぐ売った場合、約7万円損するということです。これが、スプレッドによる手数料です。



「取引所」のスプレッドも見てみましょう。

取引所のスプレッド

売値:5,316,930円
買値:5,317,750円

上記の場合、5,317,750 - 5,316,930 = 820(円) がスプレッドとなります。

取引所のほうが圧倒的にスプレッドが少ない!



取引所ではユーザー同士で取引をするため、スプレッドはそれほどかかりません。一方、販売所では仮想通貨取引所が販売価格を決めているため、収益を得る目的でスプレッドが大きくなり、結果としてユーザーが支払う手数料が増えます。

つまり、仮想通貨を売買する際、「販売所」よりも「取引所」を利用したほうがお得ということです。

注意

仮想通貨取引所は「販売所手数料無料」と謳っていますが、スプレッドがかかるので取引所よりも高い手数料がつきます。

スプレッドは、初心者だと気づきにくいのでしっかり把握しておきましょう!

「販売所」と「取引所」のメリット・デメリット

「販売所」と「取引所」の違いがわかったところで、それぞれの特徴を見ていきます。

「販売所」のメリット・デメリット

メリット

・取引画面がシンプル

・売買が即座に成立する

デメリット

・手数料が高い

販売所は、初心者でもかんたんに取引できるのがウリです。
その分、手数料が高いというデメリットがあります。

「取引所」のメリット・デメリット

メリット

・取引手数料が安い

・機能が豊富

デメリット

・販売所に比べると、操作がやや難しい

・取扱通貨が少ない

取引所は、手数料が安いことが一番のメリットです。

また、指値注文・成行注文を指定できたり、仮想通貨取引所によってはチャート分析ができたり、より柔軟に取引をすることができます

デメリットは全然許容できる範囲です。
操作は一度覚えてしまえば問題ないし、取引したい通貨の取扱がなければ他の仮想通貨取引所を使えばOKです!

お得に取引するには「取引所」を使おう

両者のメリット・デメリットを比較するとこんな感じです。

販売所取引所
手数料✕(高い)○(安い)
操作性○(かんたん)△(覚えればかんたん)
取引成立○(即座に成立)△(指値注文だと成立しない可能性)
取扱銘柄○(豊富)△(販売所より少ない傾向)



比較しましたが、結論は明らかで
【「取引所」を使いましょう!】

「販売所」は手数料が高すぎて他のメリットはもはや目に入りません。

初心者だと、最初のうちは「取引所」の仕様に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば何も難しいことはありません。

「取引所」での仮想通貨の買い方はこちらで解説してるので参考にどうぞ。

ビットコインの買い方
>>【初心者向け】ビットコイン(BTC)のお得な買い方を徹底解説【コインチェック】

イーサリアムの買い方
>>手数料を抑えたイーサリアム(ETH)のお得な買い方【入金からウォレット送付まで】

「販売所」を使うとどれくらい損する?

ここまでで「取引所」で売買したほうがお得だとわかってもらえたと思います。

では、実際に「販売所」を使うとどれくらい損するのか見ていきます。

コインチェックの画面をもとに見ていきます。(2022年4月時点)

「販売所」価格:1BTC=5,483,694円

販売所価格



「取引所」価格:1BTC=5,324,954円

取引所価格



「販売所」で1BTCを買った時点で、158,740円の損です。ご愁傷様です。

1BTCも買わないよと思うかもしれませんが、少額購入でもその差は大きいです!

例)0.01BTCを購入する場合

「販売所」で買うと、54,836円
「取引所」で買うと、53,249円

その差、1,587円。本1冊買えます。

しかもこれ手数料ですからね。
「取引所」で売買していれば、投資にまわせていたお金です

これからは「取引所」で買う。

これを徹底しましょう。

【まとめ】仮想通貨は「取引所」で買おう!

以上、「販売所」と「取引所」の違いでした。

まとめます。

ポイント

・「販売所」と「取引所」では取引相手が異なる。

・「販売所」のほうが手数料が高い。

・お得に売買するには「取引所」を使おう!



何度でもいいますが、お得に仮想通貨を売買するなら「取引所」一択です。

たかが手数料とは思わず、しっかり自分の資産を守りましょう!

おすすめの仮想通貨取引所はこちらで解説していますので、よかったら参考にしてください。

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  • この記事を書いた人

クリタ

2017年、当時13万円だったビットコインに全財産の半分をBET。それから日々、仮想通貨について情報収集しており、そこで得た知見をもとに発信します。

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