仮想通貨で利益を出せたから日本円にしたいんだけど、1番効率が良い方法を教えて
この悩みに答えます。
今回は、Binanceにあるステーブルコインを日本円にして自分の銀行に送金するまでの全手順を画像付きで解説していきます。
僕は10ヶ所以上の仮想通貨取引所を利用しているのですが、その中で見つけた最良の方法をお伝えします。
もちろん、ほかの海外取引所を使っていたり、ほかの仮想通貨を円にするときでも応用できる内容です。
利益が出たからといって、闇雲に日本円にしようとすると、けっこうな手数料を取られます。
損しないためにも、ぜひ最後までご覧ください!
目次
Binanceのステーブルコインを日本円にして銀行に送金する手順【4ステップ】
手順はこちら。
それぞれ解説していきます。
ステップ①:ステーブルコインをリップルにトレードする
まず、Binanceでは日本円の取り扱いがありません。
一方、国内の仮想通貨取引所では一つのステーブルコイン※しか取り扱いがありません。
※ DAIというステーブルコインは国内取引所でも取り扱っています。ですが、流動性が低く、送金手数料が高いので、円転するときの媒体とするのは不向きだと考えています。
上記を踏まえると、ステーブルコインを日本円にするには、まずは国内取引所で取り扱いがある仮想通貨にトレードする必要があります。
具体的に何にトレードするかというと、おすすめはリップル(XRP)です。
なぜなら、リップルは送金スピードが早く、送金手数料も安いからです。
例えば、ビットコインをBinanceから国内取引所に送金する場合、送金時間60分、手数料4.75ドルかかります。
一方リップルの場合は、送金時間5分、手数料0.09ドルです。
圧倒的にリップルのほうが良いですよね。
ということで、ステーブルコインをリップルにトレードする方法を解説します。
ステーブルコインは何でも構いませんが、今回はBUSDを例に進めます。
まず、Binanceにログインして、トップ画面のメニューから「トレード」→「現物」と選択。
「Binance Convert」という売買方法もありますが、基本的にスプレッドが狭い現物取引がおすすめです。
画面右の検索窓に「xrp」と入力すると、XRPとトレードできる通貨のペア一覧が出てきます。「XRP/BUSD」を選択します。
チャート下の下記画面から、注文方法、金額、買いか売りかを選択します。
今回は100BUSDを円にしたいので、「成行注文で272XRPを購入」します。
最低10BUSD以上をトレードする必要があります。
トレード履歴は、注文画面のすぐ下で見れます。
100BUSDが272XRPとトレードできていますね。これで国内取引所に送るリップルが用意できました。
ステップ②:リップルをGMOコインに送金する
続いて、リップルを日本円にトレードするために、国内の仮想通貨取引所に送金します。
おすすめの取引所は、GMOコインです。
なぜなら、主要取引所の中で最もテイカー手数料が安いから。
そして、日本円の出金手数料が無料だからです。
取引所 | 取引手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
コインチェック | 無料 ※取引所でXRPの取扱なし | 407円 |
bitFlyer | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15% (単位:XRP) | ■三井住友銀行 3万円未満:220円 3万円以上:440円 ■三井住友銀行以外 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
bitbank | Maker -0.02% Taker 0.12% | 550円 3万円以上:770円 |
GMOコイン | Maker -0.01% Taker 0.05% | 無料 |
出金のために数百円取られるのはもったいないです!
これらの理由から、GMOコインは日本円利確用の取引所として最適です。
口座開設方法はこちらの記事を参考にどうぞ。
>>【2022年】GMOコイン口座開設方法【5ステップで解説】
それでは実際に送金方法を説明します。
まずは、GMOコインの入金用アドレスを確認します。
GMOコインにログインし、サイドメニューから「入出金」→「暗号資産」→「XRP リップル」を選択。
「宛先タグ、アドレスを表示する」をクリック。
表示された宛先タグと預入用リップルアドレスはBinanceの送金画面で必要になるので、コピーしておきましょう。
GMOコインのアドレスが確認できたので、次はBinanceにアクセスします。
右上の人形アイコンから「ウォレット」→「フィアットと現物」と選択します。
検索窓で「xrp」と検索し、XRPのアクションから「出金」を選択。
アドレスに先ほどGMOコインで確認した「預入用リップルアドレス」をコピペします。
アドレスは1文字でも間違えると送金が失敗するので必ずコピー&ペーストで入力しましょう。
ネットワークは自動的に「XRP Ripple」が入力されるのでそのままでOKです。
続いて、MEMOという欄にGMOコインで確認した「宛先タグ」をコピペします。
(この名称はメモ、タグ、ラベルなどサイトごとに異なります)
最後に、金額を入力します。先ほどトレードした272XRPを入力します。
すべての入力を終えたら「出金」をクリック。
GMOコインでリップルをトレードするとき、小数点以下は取引できないので、きっちり全て日本円にしたいなら出金額を調整してみてください。このデメリットを差し引いてもGMOコインのほうがお得に円転できるのでご安心ください。
出金情報を入力し終えたら、簡単なテストに答えます。
免責事項にチェックを入れて「送信」をクリック。
最後に、各種認証コードを入力して「提出」をクリック。
これでBinanceからGMOコインへの送金作業が完了です!
リップルは送金スピードがかなり早いので、ほんの数分でGMOコインに着金しますよ!
ステップ③:リップルを日本円にトレードする
続いては、BinanceからGMOコインに送金したリップルを日本円にトレードします。
GMOコインのサイドメニューから「取引所」→「現物取引」を選択。
通貨を「リップル」に選択し、成行注文、売、取引数量を入力して「確認画面へ」をクリック。
もちろん指値注文でもOKです。その場合、さらに手数料を安く抑えることができますよ!
注文内容を確認し「確定」をクリック。これで注文完了。
取引履歴はメニューから確認できます。
271XRPを13202円にトレードできました!
これで、リップルを日本円にトレードする作業も完了です。
あとは日本円を銀行に出金するのみ!
ステップ④:日本円を銀行に送金する
※GMOコインでは、5:45~6:15と17:00~18:00の間は出金を受け付けていないのでご留意ください。
サイドメニューから「入手金」→「日本円」を選択。
「出金」を選択し、出金先口座情報の登録を行います。「こちら」をクリック。
大口出金は2000万円以上の出金の場合に使います。
出金する金融機関の情報を入力します。
確認事項にチェックを入れて、Google Authenticatorの認証コードを入力し「確認画面へ」をクリック。
登録内容を確認し「変更する」をクリック。
登録ができたら、そのまま「日本円出金画面へ」をクリック。
出金依頼額に金額を入力し、認証コードを入力したら「確認画面へ」をクリック。
今回は、先ほどトレードした13202円を出金します。
17時までに出金依頼 → 翌金融機関営業日の出金処理
17時以降の出金依頼 → 翌々金融機関営業日の出金処理
出金内容を確認し「実行」をクリック。
これで出金依頼が完了です!あとは日本円が振り込まれるのを待ちましょう。
もし間違えて出金依頼をしてしまった場合は、出金依頼日(土日祝日の場合翌営業日)の17時までであれば取引履歴から取り消し可能です。
僕は楽天銀行に出金したのですが、このように振り込まれています。
まとめ
以上、Binanceのステーブルコインを日本円にして銀行に送金する全手順でした。
何も気にせずよく使っている取引所で日本円を出金しようと思うと、取引・送金のたびに余計な手数料を取られてしまうかもしれません。
せっかく利益が出ても手数料で利益を減らしてしまうのはもったいないので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
もう一度手順を振り返りたい人はこちらからどうぞ!
下記では、低リスクで年利10%を稼ぐ方法を解説しています。