いやー、円安が止まりません……!
6月11日現在、1ドル=134.42円。
約20年ぶりの円安水準となりました。
2021年の初頭と比べると、約30円も円安が進行したことになります。
あなたは円安の対策をしていますか?
一概に円安が悪いとは言えませんが、日本円しか持っていないとするなら、その状況はヤバいと思います。
仮に、全財産を日本円で銀行に預けているとしたら、あなたの資産がどんどん減っているのと同じですからね。
本記事では、円安のリスクとその対策について、僕なりの意見を書いていこうと思います。
僕は2017年にビットコインを購入し、円安の影響を受けるどころか大きく資産を増やすことができました。
円安は不安だけど、どうしたらいいかわからない。。
そんな人の参考になれば嬉しいです。
目次
なぜ円安が進行しているのか
そもそもなぜ円安が進行しているかというと、主な要因として日米の金利差が挙げられます。
アメリカでは、アフターコロナの需要増加によるインフレを抑えるために金融引き締めを実施しました。
一方日本では、さらなる景気悪化を危惧して、継続して金融緩和を実施しています。
当然、資産として持つなら金利が高い通貨のほうが良いので、日本円を売って米ドルを買う人が増え、結果として円安ドル高になっているわけです。
青:米国10年債利回り
オレンジ:日本10年債利回り
上記のとおり、米国債は年明けから上昇していますが、日本債はほぼ横ばいです。
緑のラインはドル円の推移を表しています。
米国債のグラフと連動していることから、金利が高いドルに資金が流れていることがわかります。
円安の要因は複合的なものですが、ここでは、代表的な要因として日米の金利差を取り上げました。
日本円しか持たないリスク
日銀は今後も金融緩和を継続すると発言しています。
日銀・黒田総裁「揺るぎない姿勢で金融緩和継続」 物価上昇受け
となると、当面は円安が続くのではないかと思います。
今は円安の実感がわかない人もいるかもしれませんが、これから物価はどんどん上がっていきます。
ダイレクトに影響してくるのは、食料品とガソリン価格の高騰。
最近だと、MacBook Air の大幅値上げも話題になりました。しかし、実はドル建ての価格は変わっていないんです。円の価値が下がっただけです…
あと、驚いたのがこれ。
この本の内容を痛感しました…
価格の高騰が悪いかというと、そうではありません。
緩やかなインフレは日銀も目指しています。
ですが、みなさんご存知のとおり、1990年からの約30年間、日本の平均給与は上がっていません。(むしろ下がっている)
物価や税金は上がるのに、給与は減っているので、国民の生活は困窮していく一方です。
いわゆる「スタグフレーション」の状態ですね。
今後は、人口が減少し、高齢者の割合が増えていきます。
そんなオワコン化した日本の通貨の価値が上がるかは疑問です。
上記を踏まえると、円安は始まりに過ぎず、長期的に見たら、これからますます円の価値は下がっていくのではないかと思います。
日本円しか持っていない状況は、今にも沈みそうな泥舟に全財産オールインしているようなものです。
資産防衛のためのビットコイン投資
円安のリスクを述べてきました。
ではどうするか?
僕なら、ビットコインを買います!
日本円を持っているだけでは、円安により資産が目減りしていく一方です。そこで、資産防衛の手段としてビットコインに投資するのがおすすめです。
その理由を解説していきます。
理由①供給量が限られているから
ビットコインは供給量が2100万枚と決まっています。この供給量が今後増えることはありません。
ジャブジャブ刷られまくる日本円とは真逆で、希少性が保たれる仕組みです。
供給量が限られているという共通点から、ビットコインは「デジタル・ゴールド」とも呼ばれ、価値の保存手段として注目されています。
ゴールドマンサックスは、ビットコインは「価値保存」の市場において、20%のシェアになったと述べています。
ゴールドは、有事の際に買われることが多いので、もしビットコインがゴールドのポジションに取って代わることがあれば、充分、資産防衛の手段になり得ると思います。
理由②圧倒的成長市場だから
ビットコインのチャートを見ると、暴落も多々ありますが、全体としては右肩上がりになっています。
今後も価格は上昇していくと思います。
なぜなら、仮想通貨をはじめとするWeb3.0の領域は圧倒的成長市場だからです。
・GoogleもWeb3.0の専門チームをつくっています。
・さらには、自民党がWeb3.0を国家戦略として掲げました。
「Web 2.0では敗れたがWeb3の勝機は十分」、自民党・平議員が語る国家戦略
このように、Web3.0への期待はかなり高いです。
Web3.0が盛り上がれば、ビットコインの価格が上がることは間違いないでしょう。
理由③世界中で価値を認められつつあるから
ビットコインは、ここ1,2年で世界中から価値を認められつつあります。
- エルサルバドルで法定通貨に認定
- テスラやPayPalでビットコイン決済導入
- ビットコインETF承認
数年前までは、ビットコインはハイリスクな投機商品でした。
加えて、億り人が税金で破産したり、コインチェックでハッキング事件があったり、一般の人からすると良いイメージはなかったでしょう。
しかし、今では国家の法定通貨になったり、大企業の決済手段として用いられたりしています。
決済手段としての利便性が評価され、ビットコインの所有者が増えれば、ネットワーク効果で価値も高まっていくでしょう。
これからも、市民権を拡大していくビットコインに期待です。
ビットコインを買うなら積立投資がおすすめ
ビットコインは非常に値動きが激しいです。1日で価格が数十%変動することもあります。そのため、いきなり大金を投資するのはリスクが伴います。
そこでおすすめしたいのが積立投資です。
ビットコインは長期的に見ると右肩上がりのチャートを描いています。なので、リスクを抑えて着実に買付できる積立投資と相性抜群です!
積立投資をするなら「コインチェック」がおすすめです!
銀行口座から自動で引き落とししてくれるので、完全ほったらかしで投資できます。
投資において、一番の敵は「感情」です。
チャートとにらめっこなんかせず、脳死でコツコツ積み立てましょう。
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期限は9月30日までなので、この機会をお見逃し無く!
口座開設方法はこちらで詳しく解説しています。
>>【2022年】コインチェックの口座開設方法【5ステップで解説】
ここまで円安のリスクと対策について述べてきました。
しかし、行動しない人がほとんどだと思います。
せっかく(?)、20年ぶりの円安という危機に直面しているわけですから、少しでも危機感を感じたなら行動してみましょう!
仮想通貨市場は現在、冬の相場で、ビットコインもここ一年で最低水準の価格になっています。つまり、お買い得です。
安心してください。
仮想通貨に投資したからといって、死ぬわけじゃありません。